あらすじ:4人の独身女性のファッショナブルなニューヨーク・ライフを赤裸々に描き日本でも女性を中心に社会現象をもたらし
た大ヒットTVドラマの劇場版。TVシリーズの最終話から4年後を舞台に、ヒロイン4人の友情とそれぞれ歩み始めた人生の行方を綴る。ベストセラー本を出
版し、私生活でもミスター・ビッグと順調な関係を築いているキャリー。恋人の俳優とロサンゼルスに移り住んだサマンサ。養女を授かり念願の母親となった
シャーロット。弁護士の仕事と家庭の両立に奮闘するミランダ。そんな彼女たちは今も変わらず固い友情で結ばれていたが…。
さて、ドラマは観ていないので、どうかなと思ったんだけど、思ったより楽しめた。4人の気の置けないアラフォー(より少し上もいる?)世代の女性たちの健康的で、刺激的な日常と行動力は、どこもかしこも、観る女性を楽しませてくれる。
あちこちに、「これがアメリカ人」「NY人」というのも散りばめられていて、笑える。素直で、若々しくて、パワーがあって。えげつない下ネタだって、可愛いものだ。若い子だったら、ドン引きしちゃうようなネタでも、この歳の女性だから許せる。
ファッションが好きで、ブランドも好き。美味しい食事もお酒も大好きで、恋愛も楽しみたい。そして、仕事も生き甲斐だ。そんなNY暮らしの女性のパワフルさといったら、憧れの対象だ。それが、百戦錬磨の40代の女性となれば、さらに目指すべき先輩だと思う女性も多いだろう。
20代の頃、30代の女性が羨ましかった。余裕があって、格好良くて。早く30代になりたかった。今、37歳になった私は、40代の女性たちが大好きだ。さらに余裕があって、自分を十分受け入れていて、楽しそうだ。そして、早く40代になりたいとも思っている。
本作は、さらにそう思わせてくれる。
若い頃の恋愛は、自分の気持ちばかりが突っ走って、相手の気持ちを考える余裕がなくなるもの。年を重ねれば、それなりに上手に恋愛できるようになるのだけど、優先順位が変わることもある。そして、どこかで小さな同じ失敗を繰り返したりもする。
そんな自分を素直に受け入れられるのも、歳を重ねればのこそだ。
本作は、決して映画の中だけの物語ではない。登場人物それぞれに、同じ「自分」がいることに気付く。その年齢で起こりうる、家族への思い、夫婦観、恋愛観、セックス観、自分のスタイル、葛藤、不安などなど。そして、それぞれでハッピーな人生を歩みたいと思っていて、その努力をしている。
4人、それぞれがお互いの鏡となって、本気で怒ったり、喜んだり、楽しんだりしている。とにかく、最後までニヤニヤしながら観てしまう。そんな作品だ。
ちなみに、ヒゲのおぢさんも面白かったとは言うものの「たぶん、女性ほどには笑えない」と素直な感想。あはははは。
あと、違う感想。
気の置けない女友達でも言えないことも、ゲイの男は遠慮なしに言える。
最近のコメント