「若年者ものづくり競技大会」とは、大会開催年度20歳以下の若者を対象とした、ものづくり大会です。中央職業能力開発協会が主催で、1位は厚生労働大臣賞がいただけます。
競技の種目には、木材加工(家具・建具)や建築大工、電子回路組立て、自動車整備、情報技術、ウェブデザイン、グラフィックデザインなどの14種目があります。特に、「情報技術」「グラフィックデザイン」「ロボットソフト組込み」の3種は、来年英国で開かれる第41回技能五輪国際大会への日本代表選手選考もかねていて、熱がこもる大会になります。
このうちグラフィックデザイン部門の審査員に推薦され、神奈川県相模原市にある職業能力開発総合大学校へ行ってきました。競技委員5名のうち、3名が初参加(私含む)。昨年の様子も聞きながら、当日グラフィックデザイナーを目指す若者に出会えるのを楽しみにしておりました。
北は北海道、南は福岡だったかな?グラフィックデザインの技術を学んでいる学生さんたちが集まりました。(残念ながら沖縄からの参加はありませんでした)
一日目は、開会式と課題公開。二日目に競技開始、持ち時間前半2時間半、午後3時間というかなりハードな競技。
前半は、ワーク技能を問うObjectionに多く加点される課題、後半は技能プラスのターゲット設定の確認などSubjectiveに加点される課題。特にSubjectiveは偏りがなくなるよう、5名の競技委員が協議しながら、かつ一番上と一番下の評価を省いた平均値を取ります。
さて、どうかなと思いつつ期待と心配もしながら、当日を迎えたのですが、まだまだ学生さんらしい詰めの甘さが目立つもののの、力強い作品が多く生み出され、私まで触発される気分でした。
この課題でできたこと、できなかったことを改めて知る機会となり、多くの生徒さんたちは、ずいぶんと勉強になった模様。
審査、講評する私たちも彼らの「のびしろ」を探すのに、必死。夜遅くまで、議論を重ねることになる。
課題の素材がハイクオリティだったのもあって、それなりにデザインできちゃったという作品、センスよくまとまったけれども、スキルが足りない作品などと様々。
今回は就業していない若者が対象。その後の技能五輪への参加もあるので、それまでにどれだけ伸びるか、育てられるかも評価の対象になりました。
作品に対しての講評をしていたら、彼らのきらきらした目に圧倒。あぁ、私もこんな頃あったわぁなんて感慨深い数日間でした。
来年は、沖縄からの参加もあるといいな。がんばれっ。
かなりの余談:
相模原は、羽田空港から2時間ぐらいのところ。なので、都心から離れていて閑静な場所。
山に囲まれていいですねぇ、と言ったら、
「これは、山ではなくて丘です」
…………。
沖縄では、これぐらいの高さは山っていうんです。ごめんなさい。














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