あらすじ:バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが……。人間の悲哀を描く新しい形のミステリー。(Amazonより)
先日の東京出張で、機上で読もうと買った一冊。短編集で気軽に読めそうだったのと、スキな加賀刑事シリーズものだったので手にしました。結局、飛行機の中で寝てしまって、出張の間には読めなかったのだけど、この週末でやっと読み終えました。
まぁ、なんというかやっぱり、あっさり終わった感が否めないのですが、短編なんだからそこはしょうがないのか。東野圭吾はやっぱり、長編ものがぐいぐいと人物像の深いところまで行き渡っていいのかもしれない。
いくつかの短編が掲載されいる文庫だったのだけど、一貫して言えるのは加賀刑事の解決するのは、犯人を捕らえるだけでないこと。犯人の心情や、どこかに読み手に同情さえも乗せてしまうとことなのだけど、それでもあっさりしすぎて、感情移入できないところは短編だからか。持って行き方が残念と言わざる得なかった。
うーん。短編だからと、言い訳がましいのだけど、やっぱりこれまで読んだ加賀刑事ものの長編がよかったからなんだろうな。同じ短編でいえば、ガリレオものがまだいいとは思う。
ちょっと残念だったけど、東野圭吾らしさはそこそこにあったとは思います。
あ、あとね、やっぱり東野圭吾は、女性の気持ちが分からない人なんだなぁと改めて思った作品でした(笑)。まぁ、それはしょうがないし、何かのインタビューで本人も苦手だというてたし無理もない。
可もなく不可もなく。星3つといったところです。

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