友人に薦められて借りて来ました「スタンドアップ」。実話を元にしたフィクションで、割と好きなジャンルです。
(一部割愛)夫の暴力から逃れ、父親の違う子供を2人連れて、故郷の北ミネソタの街に帰ってきたジョージー。彼女は、周囲の冷たい視線にさらされながらも、子供のために男たちに混じって鉱山で働く道を選ぶ。しかし、鉱山は男と職場とされ、そこに入り込んできた女性に対する仕打ちは、身も凍るほどひどいものだった…。(斎藤 香)by Amazon
セクハラ訴訟の先駆けとなった実話をもとにした映画。時は、20年前ぐらい。もっと前かと思っていたら、それほど遠くない。たしかに、高校時代ぐらいにセクハラって言葉、流行ったかも。その後社会人になった頃、日本でもセクハラだのなんだのという裁判が出て来たのも記憶にある。
今でもセクハラのある職場は多いし、まだまだよく耳にする。こうした映画は多くの女性を勇気づけるに違いない。
性別の違いは大きい。体力だって大きく違う。
だから、男女平等はないと思う。だけど、男女同権はあるのだ。こういう話をするとき、同じ話をするんだけど、平等を求めるなら、出産休暇も生理休暇もいらない。
性別の違いがあるからこそ、そこで差別は必ず起こるのだ。だけど、お互いにそれを認めて尊重し合えば、気持ちよく仕事が出来るはずなのだ。
そこで、自分の権利とは何だろうと思い直せると思う。
さて、
本作は、実話を基にしたフィクションであるけれども、違うドラマがあったにしろ、当事者たちは、様々な場面で訴訟をする上で失ったもの、得たものはあるのだと思う。しかも、映画のストーリーは非常に感情移入しやすかった。
息子の関係を裏テーマとして描きながら、表のテーマであるセクハラに立ち向かう主人公の女性。そして、何よりも長年関係の悪かった主人公と同じ炭鉱で働く父親とのほぐれ方に、涙します。
社会派テーマなので、少し重いけれどもぜひ観て欲しい作品です。
ところで、原題は「NORTH COUNTRY」で、邦題は「スタンドアップ」。
邦題にする必要があるのか?とか思うのだけど、まぁ分かりやすさを取ったということかしらね。
