あらすじ:「周囲の森に入ってはいけない=外の世界を知ってはいけない」などの掟を守り、隔離された生活を続ける村人たちのミステリーに挑む。好奇心旺盛な青年ルシアスが森に足を踏み入れると決意したとき、森の中の「何か」が村人に恐ろしい警告を発し始めるが…。
ナイト・シャマランの2004年の作品。「シックスセンス」の監督だよっていえば、誰もが「あの作品の」と言うかな。この監督の作品は、いつもオチのひっくり返し方がいい。大好きな監督のひとりです。
本作もネタばれしないように書くのは難しいのだけど。(^^;
理想の社会、暮らしを築き上げようと年長者たちをリーダーに大きな家族のように愛に包まれた小さな村。もちろん、それには大切な「ある掟」の基に成り立っている。ある日、ある事件をきっかけに、森に足を踏み入れることになる。森の向こうには何があるのか....
人間が社会を形成していく上では、必ず争いや摩擦はあるもの。もちろん、一生背負わなければいけない傷を負うこともあるだろうし、負わしてしまうこともあるだろう。
理想の社会を築こうとしても、人と人が暮らして行けば避けられない様々な事が起こるもの。基本的に人間が複数いれば、そこは多言になるものだ。
好奇心の高い若者が、年長者の行動や発言に疑問を持つのも当たり前。健全な成長の証だ。それを、どう認めて行動を見守るのかが大人の役目。頭ごなしに強制してもしょうがない。それは、いつだって歴史が語っている。
まぁ、本作を観てふつふつをそう考えさせられたわけですが。
さて、作品自体は当然のように賛否両論ある中でも私はわりとスムーズに観れた作品でした。
作品冒頭から出てくる「村の秘密」に疑問を持ちながら、時代背景も何もかもが分からずに、徐々に「もしかしたら?」と中盤思わせる。
登場人物のそれぞれの気持ちも少ないセリフからも、日常の癖や感情なども表されて脚本の緻密さにも感激。中盤まで思ったとおりの展開だったけれども、さらに納得させられるオチのどんでん返しがなかなかすっきりさせられます。
素直にいい映画だったと言える作品です。

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